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英語の発音ーEnglish Pronunciation

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英語の発音ーEnglish Pronunciation

こんにちは!
無料英語学習サイト、Enjoy EIGO Time!へようこそ!

今回は、英語の発音と発音記号についての重要ポイントを説明していきます。

「英語を話せるようになりたい!」目標を実現するためには、ただただ一生懸命に英語を聞いて、リピートするだけではなかなか上達できません。ネイティブ並みにペラペラ話すことができなくても、英語の発音をしっかりできるようになると、

「発音、上手いね!!いい感じ!!」

と、自分でも変化に気づくことができるぐらい、英語らしく話せるようになります。
その発音を正しく認識するためにも、発音記号について知っている必要があるのです。

発音記号って何?

英語には、日本語とは異なる発音がたくさんあります。

英語だけでなく、フランス語、イタリア語、中国語などなど、すべての言語の発音を音声記号(文字)として表記するために、
国際音声記号 (IPA: International Phonetic Alphabet )を使います。
この音声記号は、一つの記号が一つの音声を表します。
音を音声記号(文字)として表すことによって微妙な音の違いや個別の言葉の発音を文字で表したり、正確な発音を再現することが可能になるのです

ポイント

発音記号の重要性

  • 微妙な音の違いや個別の言葉の発音を文字で表すことができる
  • 正確な発音を再現することが可能になる

発音記号を理解することによって、英語と日本語の「音」の違いが、「耳」だけでなく、「目」で見てわかるようになるのですね!

発音記号は、言葉(単語)の音を表すので、いろいろな種類がありますが、母音(Vowel)と子音(Consonant)に分けて、
みなさんもよく知っている単語について、一緒に見ていきましょう!

“Coffee [kɔːfi]” を「コーヒー」と言ったら伝わらない理由

海外に行った日本人の方であれば、経験されたことがあるかと思いますが、ホントに簡単な英語でも「通じない???」ことがあります。
また、来日している外国の方に英語で話しかけたけど、通じなかった経験をされたことがある方も少なくないかと思います。
それは、そもそも「英語の文法がチンプンカンプン?」だったからかもしれませんが、
たった一語の単語である「コーヒー」とか「ウォーター」が通じなかったという話をよく聞きます。

今では、英語を話せるようになった私も、初めてオーストラリアで買い物したとき、K-Martのレジの店員さんに、
How would you like to pay?”と聞かれたとき、
Credit card, please.(クレジットカードでお願いします。)”が通じなくてショックだった記憶があります。
内心焦りましたが、笑顔でその場で財布からクレジットカードを出して店員さんに渡したら問題なく買い物をすることができました。😅
その時、”Credit card“を、自分では英語っぽいアクセントで発音していたつもりが、全く通じなかったことに衝撃を受けました。

電子辞書やオンライン辞書などで、手軽に単語の発音を耳にすることができる、便利な時代ですが、
発音記号で表すことによって、カタカナでは文字として表すことができない音の違いが理解できるようになって、正確な発音ができるようになるのですね。

そもそも、買い物のお支払いの場面では、”Cash or credit”のように”Credit, please.“の方が一般的だという理由もあって、伝わらなかったのかもしれませんが、カタカナ英語には、大きな落とし穴があることを実感した出来事でした。

東京大学教養学部英語部会による英語の発音と発音記号(練習用)」のサイトでは、発音記号の重要性について、次のように書かれています。

なぜ発音記号?

英語は、24の子音と約15の母音を使い分けています。これは、日本語が使い分ける音よりもずっと多く、当然のことながら日本語の音(カタカナなど)に置き換えて覚えることはできません。しかも、英語ではつづりで発音が決まらないので(例えばhoodとfood、heartとheardは子音だけでなく母音も違います)、つづりで発音を覚えるわけにもいきません。発音記号を知らずに英語を発音できるようになろうというのは、数字を学ばずに四則計算を学ぼうとするようなものです

引用元:東京大学教養学部英語部会 http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/eigo/hatsuon/index.html

語彙と文法で英語を話す土台を固めても、発音記号を知らなければ英語を発音できるようにならないんですね。
みなさんの目標である「英語が話せるようになる!」ためには、発音記号は避けては通れない道であるということです。

注意ポイント

英語を発音できるようになるためには、発音記号を学ぶこと!

英語の母音の数ー約15
英語の子音の数ー24

英語の母音の数は、日本語の母音(a、i、u、e、o)の数の約3倍もあるんですね!!

カタカナでは、どうがんばっても置き換えることができない理由がわかりました。

発音記号を覚える方法は?

ほぼ全ての単語は、母音と子音の組み合わせで発音されます。

カタカナには置き換えることができない英語の発音を練習するためには、単語と発音記号をセットで覚えることがオススメです。

たとえば、日本語では乗り物の「バス」、お風呂の「バス」は、同じカタカナで表しますね。英語では、乗り物の”bus”、お風呂の”bath”とつづりと発音の両方とも全く違うものです。母音をわかりやすく表すために、「バス」をローマ字にしてみると、「b-a-s-u」ですね。母音が2つ(a、u)あることがわかります。どちらも同じ発音です。
では、英語での母音はどうでしょうか?英語の発音記号をみると違いがわかりますか?

日本語 ローマ字 英語 発音記号
乗り物の「バス」 basu bus /bʌs/
お風呂の「バス」 basu bath /bæθ/

①日本語の「バス」には母音が2つあるのに対し、英語の”bus”、”bath”の母音は1つのみ(母音→赤太字)
②英語の”bus”、”bath”の母音はそれぞれ発音が異なる
③英語の”bus”、”bath”は語尾が子音で終わっている。“th”の子音は日本語の音にはない。

発音記号を一生懸命に暗記して、カンペキに「覚えた」としても、実際に口や喉を使って「発音する」練習をしなければ、自分のものにはなりません。そうです。自分が声に出して発音することができて、初めて「英語が話せる!」ことができるようになるのです!
たとえば、ピアノの音符がいくら完璧に読めたとしても、実際に自分の指を動かしてピアノを弾く練習をしなければ、「エリーゼのために」を演奏することはできませんよね。まずは、音符を読めるようになって、それから楽曲が弾けるようになるのと同じです。
耳で聞くだけで、即時に楽曲がミスなしで演奏できる超天才さんもいるかもしれませんが、ほとんどの人(私も含めて)は、一つ一つ順番に覚えていかないと、できるようにならないんですね。
発音記号をきちんと理解して発音することができるようになると、英語の発音がカッコよくなるんです!
そのためには「顔の筋肉を正しく動かして、発音を練習する」ことが不可欠なのです。

前述の「バス」の例で示されたように、英語の発音/bʌs/ /bæθ/には、母音[æ]、[ʌ]と子音[b]、[θ]が含まれます。
この母音と子音の両方とも日本語の音ではどうしても置き換えることができない音です。

学校の英語の時間に、先生が必ず説明してくれるポイントですが、文章で手短かに説明すると次のようになります。

  • 母音[æ]は日本語の「イ」の口で「ア」と発声する。
  • 子音の[θ]は上の歯と下の歯で舌を少し挟んで息を吐き出す。

しかーし!!文章で説明しても、なかなかピンときませんよね。
でも、あきらめないでください!みなさんの「英語を話せるようになりたい!」を応援するのがこのブログの目指すところです。
これから、英語の発音記号と単語の発音を練習するためのオススメのオンライン動画と発音の練習方法をご紹介します。

クラスのみんなと一緒だと、ちょっぴり恥ずかしいかもしれませんが、今はあなただけの勉強時間です!
英語の発音記号と発音についての動画をみて、英語の発音をブラッシュアップしませんか?
ネイティブっぽく英語を話している自分を想像してみてくださいっ!
カッコいいですよねー!!!

ミラー&ミラーリング発音トレーニング(MMPT)で自主練しよう!!

では、質問です。

「先程の[æ]と[θ]の発音の説明の箇所で、実際に発音してた人手をあげてー🤚」

どうでしょう??「発音記号とか発音とか、説明を読んでもよくわからないよ!」というのが本音だと思います。
実際に、私の学生時代は英語の発音記号を手軽に動画で学ぶ手段もありませんでした。
今、思い返すと、そのせいもあって、「日本人は英語はできるけど、話せない」という状況になってしまったのかもしれませんね。
英語の発音記号と発音について、なかなか言葉では説明するのが難しいという理由から、学校英語では知識としての暗記項目のような存在になっていたのかもしれません。30年以上前の話ですが…(笑)。

でも、今はインターネットの時代!!
英語の発音記号と発音について、とてもわかりやすい動画を2つ選んでシェアしたいと思います。
発音記号だけでも、たくさんありますが、大丈夫!自分の苦手な発音の発音記号だけでもいいんです。
動画でしっかり発音を確認して、練習しましょう!

練習するときは、動画に出てくる先生の口元をしっかり見て、「鏡」で自分の口元をしっかり見て、ミラーリング(模倣)しましょう。
鏡(ミラー)を使ってミラーリングして練習するので、私が勝手に「ミラー&ミラーリング発音トレーニング」と名付けました!
略してMMPT(Mirror & Mirroring Pronunciation Training ©︎enjoyEIGOtime)です。
口元の動かし方(口の開け具合、唇が閉じているか、開いているか、舌の位置)や、顔のどこの部分を使って音を出しているか(喉が響いているか、鼻にかかった音か、)などに注意して練習しましょう。

MMPTで、たくさん英語の発音練習をして、カッコイイ発音をマスターしてくださいね!!
カッコよく英語を話している自分を想像して、”one by one”で一つ一つ進んでいきましょう。

ポイント

How to do MMPT (ミラー&ミラーリング発音トレーニングの方法)

【準備するもの】

  • デバイス(スマホ、PCなど動画が見て、自分の発音を録音できるもの)
  • メモ

【方法】

  1. 発音記号と発音の動画を見る(自分の苦手なものからでOK)
  2. 動画の先生の口元をしっかり見る(口の開け具合、唇が閉じているか、開いているか、舌の位置などに注意)
  3. どの部分を使って声を出しているかに注意して発音する(喉元が響いているか、鼻が響いているか、息が出ているか否かなど)
    鏡を見ること!!
  4. スマホなどのデバイスに録音して聞いてみる(または、Google翻訳、Siriなどマイクオンにして試してみる)
  5. 自分の苦手な発音と発音記号をメモしておく

「英語の発音と発音記号」オススメ学習動画2選

1.東大TV

東大TVの英語の発音と発音記号についての説明動画では、母音と子音の発音について、アメリカ英語とイギリス英語の両方の発音を学習することができます。日本語で説明されているので、口の開き具合、唇を閉じる音/開ける音、喉を響かせる音、鼻を響かせる音など、英語の音を出す方法がわかりやすいです。約25分(24:15)の動画で、詳しく&わかりやすく説明されているので、私も苦手だった母音の発音をしっかり理解することができて、「なるほど、発音のコツがわかって、もっと上手に発音できるようになった!」と実感できました。

でも…、発音記号って種類もメチャたくさんあるし、こんな記号まで覚えないといけないの?
この前、英語アップに必要なのは「単語と文法」って言ってなかったっけ?
…やっぱ、英語話せるようになるには留学しかないかも??

わかります、わかります。その気持ち。
しかし、発音記号は、超エリート大学生や音声学の専門家だけに必要な知識ではないのです。
「英語を話せるようになりたい!」目標を実現するためには、もちろん単語と文法の知識は不可欠です。
「英語っぽく話す」つまり「正しく英語を発音する」ために「英語の発音記号と発音」をセットにして知っていなければならないんですね。

この動画を見る25分で、あなたの英語人生が変わります。

と言っても過言ではないと思います。
これからの英語学習の道において、英語の発音記号と発音の知識は、あなたを支える杖となってくれるでしょう。

鏡を見ながら、何回も何回も声に出して練習して、英語の発音をしっかりマスターしましょうね!!
努力は決してあなたを裏切りません!

メモ

参照動画:東大TV「英語の発音と発音記号」(24:15)

https://todai.tv/contents-list/2010-2012FY/english-practice/practice01

 

2.Pronunciation Tips from BBC Learning English

イギリスBBCの英語学習サイトBBC Learning EnglishのYouTubeチャネルには、英語の発音記号ごとに約2分の動画説明が見られます。
それぞれの発音記号の発音と、その発音を含んだ簡単な単語の発音、また、英語学習者が苦手な「似たような発音の違い」が説明されています。2分割された画面で、左側がクローズアップされていて、口元の動きに注意して、発音練習することができます。
すべて英語で、字幕もありませんが、同じ流れで構成されているので、初心者でも大丈夫です!

BBCの英語学習サイトなので、発音もスペルもイギリス英語となります。

以下の動画では、全44の英語の音の説明動画の「完全版」です。75分は長いと思うかもしれませんが、英語の発音記号と発音についてイッキに見たい!人にはオススメします。
一つ一つの発音記号と発音については、個々の動画を見てください。URLリンクは、後ほど紹介します。

メモ

The Complete Guide to English Pronunciation | Learn ALL 44 sounds of English in 75 minutes!

https://youtu.be/QxQUapA-2w4

 

参考

/iː/の発音のYouTube動画を例にして流れを紹介します。

出典:Pronunciation Tips from BBC Learning English /iː/  https://youtu.be/RZmGzSb-6OM

  1. 発音記号の紹介
    This is a long vowel sound. It’s pronounced /iː/.(これは長母音です。/iː/と発音されます。)
  2. 先生に続いてリピートする
    Now you try it. Repeat after me. /iː/ (では、自分でも発音してみましょう。リピートしてください。)
  3. その発音記号が使われている単語の例
    Now here’s some words which have this sound.(この発音を含む単語をいくつか紹介します。)
    fleece /fliːs/
    sea /siː/
    machine/məˈʃiːn/
  4. 先生に続いてリピートする
    Now you try it. Repeat after me.(では、自分でも発音してみましょう。リピートしてください。)
    上記と同じ単語
  5. 似た音について
    Similar Sounds /iː/ and /ɪ/
  6. 英語ではない言語を話す人にとって区別が難しい似た音の例
    For speakers of some languages, it can be difficult to tell the difference between this sound, the long vowel /iː/ and another sound, the short vowel /ɪ/. Here’s some examples where you can hear the difference.
    (ある言語を話す人は、この長母音の音/iː/と別の短母音の/ɪ/の音の違いがわかりにくいことがあります。違いを聞くことができるように、例を聞いてください。)
    litre /ˈliːtə/        litter/ˈlɪtə/
    cheap /tʃiːp/    chip/tʃɪp/
    feet /fiːt/          fit/fɪt/
    he’s /hiːz/        his/hɪz/
    peach /piːtʃ/   pitch/pɪtʃ/
    sheep /ʃiːp/    ship/ʃɪp/
  7. 先生の発音を注意して聞いて、リピートする
    Listen carefully and repeat after me.(注意して聞いて、リピートしてください。)
    In each example, a vowel with long sound is first.(それぞれの例で、超母音が先に発音されます。)
  8. 終わり
    Good!(よくできました!)

「もう、英語が通じないなんて言わせない!」
鏡を準備して、「ミラー&ミラートレーニング」で英語の発音をマスターしましょう!

以下に、英語の発音と発音記号について、東大TVとBBC Learning Englishの動画をもとにしてまとめましたので、
活用してくださいね!!

まずは、日本語の3倍もある英語の母音の発音から見ていきましょう。
子音は、順番に関係なく、自分の苦手な音の発音記号から見ていくと良いでしょう。

たくさんあるので、マイペースで少しずつ進んでくださいね。
ブックマークして、いつでも見直しができるようにすると便利ですよ!!

母音(Vowels)の発音

母音の発音①   /iː/  /ɪ/  /e/  /æ/

似た音に気をつけて、発音してみましょう。似た音ですが、口の開け具合(開口度)がポイントです!
東大TVの説明では、  /iː/ の口から、少しづつ大きく開いていくにつれて母音の発音が変わっていくのがよくわかりますね。
簡単な単語の例も、発音してみましょう!

以下のポイントに注意して,動画を見ながら、練習しましょう!鏡を見てね!

ポイント

【母音】開口度が最も大きい〜最も小さいにチェックを入れて示します。

    ←最も大きい  最も小さい→

heat  /iː/                                           ✔︎

hit    /ɪ/                                   ✔︎

head  /e/                    ✔︎

had  /æ/         ✔︎

                                                                   

/iː/ → /ɪ/ → /e/ → /æ/にかけて,開口度が大きくなります。

さあ!BBC Learning Englishの動画を見て、練習してみましょう!!ミラー&ミラーリングですよ!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/iː/   heat, heed, beat, leap, seek, wheel,eat, feast, greet, meet, ...  https://youtu.be/RZmGzSb-6OM
BBC Learning English                                                 
/ɪ/    hit, hid, bit, lip, sick, will, hid, kit, minute, https://youtu.be/TNFKG0yvDx4
BBC Learning English
/ɛ/ /e/    head, bet, dress, bed, many https://youtu.be/hLN1cdSTDo8
BBC Learning English
/æ/    had, bat, ancle, bank, bat, cap, trap, back, la https://youtu.be/qVhaIHk88a8
BBC Learning English

母音の発音②  /uː/  /ʊ/  /ɔ/  /ɑ/

似た音に気をつけて、発音してみましょう。似た音ですが、口の開け具合(開口度)がポイントです!
東大TVの説明では、  /uː/ の口から、少しづつ大きく開いていくにつれて母音の発音が変わっていくのがよくわかりますね。
簡単な単語の例も、発音してみましょう!

以下のポイントに注意して、動画を見ながら、練習しましょう!鏡を見てね!

ポイント

【母音】開口度が最も大きい〜最も小さい順にチェックを入れて示します。

                ←最も大きい  最も小さい→

who’d  /uː/                              ✔︎         

hood   /ʊ/                       ✔︎

bought  /ɔ/              ✔︎

hot  /ɑ/            ✔︎

  /uː/ → /ʊ/ → /ɔ/ → /ɑ/にかけて,開口度が大きくなります。

さあ!BBC Learning Englishの動画を見て、練習してみましょう!!ミラー&ミラーリングですよ!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/uː/      who’d, pool, boot, goose, two, blue, group,  https://youtu.be/mnKEGLuEzV4
BBC Learning English.                                     
/ʊ/      hood, book, pull, foot, put, good, ...  https://youtu.be/eJ7dM_LU9t4
BBC Learning English
/ɘ/   a, the, of, that, about, ... https://youtu.be/wg0P0oYkniE
BBC Learning English
/ɔː/  thought, hawed, law, north, war, thought, caught, door, saw, floor,... https://youtu.be/KHllC40_u1Q
BBC Learning English
/ɑ/ hot, hod, bot, lot, odd, wash, doctor, hospital,... https://youtu.be/MAk-XtHsyzM
BBC Learning English
/ʌ/         hut, bud, uncle, bunk, but, cup, mud, love, blood, bus, ... https://youtu.be/PZwKFFp7V50
BBC Learning English

二重母音(Diphthongs)ー /eɪ/  /aɪ/  /aʊ/  /ɔɪ/ /oʊ/  /əʊ/

2つ母音が続く発音を「二重母音」といいます。日本語では、ホーム、ボート、コートなど母音をのばして発音されますが、英語の場合、二重母音なので注意しましょう!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/eɪ/ hay, bate, face, day, break, ate, faced, great, mate... https://youtu.be/5FMPlqlFt9g
/aɪ/ high, bite, eye, price, try,... https://youtu.be/Hb8COxAtl14
/aʊ/  how, bough, mouth, now, fowl, couch, clown, loud, found, ... https://youtu.be/9WDnVMQIaTs
/ɔɪ/  hoist, boy, choice, noise,  https://youtu.be/lFRrEI85IcM
/oʊ/

/ɘʊ/  

home, boat, know, show, coat, dough, sew, flow, …

*東大TVでは、/oʊ/、BBC  Learning Englishでは、/ɘʊ/と表記 

https://youtu.be/r1BRCG0P9C8

子音(Consonants)

無声(voiceless)の閉鎖音(plosives)ー /p/  /t/  /k/

無声音(voiceless)の閉鎖音(occlusive/stop)[IPAでは破裂音(plosive)という]は、発音をする際、口から息が出ます。

  • 口の前に手をあてて発音すると、息が出るのがわかるのでやっみましょう。

ポイント

〈抜け落ちる音に注意!〉

credit cardを発音記号で表記すると、 /krédɪt kɑ́ːd/となります。creditの語尾の/t/cardの語頭の/k/両方とも無声閉鎖音です。
両方とも口から息が出ていますね。このような場合、最初の語であるcreditの/t/の音が抜け落ちて、 /krédɪkɑ́ːd/と発音されます

リスニングのときも注意しましょう!!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/p/ pea, pie, pack, pan, copy, happen, hop, pop, punch, pump, pull, pair, cap, simple... https://youtu.be/AZRREr7DqqM
/t/ tea, tie, tin, button, get, tight, to, town, eight, bet, tame, tomb, metal, hurt, ...  https://youtu.be/0T1QYByMxrs
/k/    key, kite, came, lucky, sick, clock, back, cage, calories, clue, coast, lock, pick, ... https://youtu.be/d1jyIpAmLe8

有声(voiced)の閉鎖音(plosives)ー /b/  /d/  /ɡ/

有声音(voiced)の閉鎖音(plosive)を発音するとき、喉もとに手を当ててみてください。
喉が響いているのを感じますね。

  • 喉に手を当てると、響いている

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/b/  B, bee, buy, back, bunch, bump, bull, bag, hobby, habit, job, bob, bear, cab, symbol, berry, bet, boat, bowel... https://youtu.be/yP7aCKO6bTE
/d/  D, dye, dame, ladder, odd, did, doom, medal, heard, din, do, down, aid, bed, ... https://youtu.be/qA5ZYC89oso
/ɡ/  geese, guy, game, bag, gauge, galleries, glue, struggle, gig, ghost, log, pig, ... https://youtu.be/9eAqj9EfeK0

無声(voiceless)の摩擦音( fricatives)ー /f/  /θ/  /s/  /ʃ/ /h/

無声(voiceless)摩擦音(fricative)の /f/と/θ/の発音に注意しましょう!!

日本語にない口の動きなので、最初は戸惑うかもしれませんが、練習を重ねるごとに慣れてきますよ!
やればでる!やる気なら!
一緒にがんばりましょう!!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

 /f/          feet, fine, fie, fought, free, fat, coffee, rough, fluff, fan, leaf, off, rifle, fault,
belief,life, ...
https://youtu.be/vE12RFyH-hY
   /θ/    theme, thigh, thought, three, thin, throw, thumb, author, healthy, birth, path, ... https://youtu.be/b4Aj3k65HSo
 /s/     seat, sigh, sought, sip, said, soon, mister, cease, sip, so, sofa, sock, hiss,
course,
place, gross, bus, rice, lacy, ...
https://youtu.be/QtH3vRXmvvo
 /ʃ/       sheet, shine, shed, ship, sure, nation, fish, shush, show, shy, chauffeur, shock, ... https://youtu.be/NF92RdZC6wE
 /h/     heat, high, hear, hot, hello, ahead, height, hedge, how, ... https://youtu.be/DM_gN6imoC8

有声(voiced)の摩擦音(fricatives)ー /v/  /ð/  /z/  /ʒ/

有声(voiced)摩擦音(fricative)には、日本語にはない音ばかりです。
日本語にない音は、特に注意して発音できるようにしましょう。単語の例を見ると、日常生活で使う単語がほとんどですね。

言葉で説明すると、かえって混乱してしまうかもしれませんので、動画を見ながら、声に出して練習しましょう。鏡も見てくださいね!
有声音なので、喉に手を当てて、喉が響いていることを確認しましょう。

「英語を話せるようになる!」ためにも、しっかりマスターしたい発音です!!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

 /v/   veal, vine, van, leave, of, rival, very, heavy, move, verve, vault, believe, live, vet, vote, vowel, verse, vile, vest, vary, ... https://youtu.be/mO04G0v5a_c
 /ð/  these, thy, then, this, there, that , other, smooth, ... https://youtu.be/tu1t3Fn5Lw8
 /z/  zeal, zig, his, cause, plays, grows, zero, music, buzz, roses, rise, zip, lazy, ... https://youtu.be/o1ZvmX80t7Q
 /ʒ/ genre, measure, pleasure, cards, leisure, vision, beige, ... https://youtu.be/bTxeAiBF61I

無声(voiceless)の破擦音(affricate)ー  /tʃ/

無声(voiceless)の破擦音(affricate)は、/t/ の音と/ʃ/の音がくっついた音になります。
つづりのchの部分の発音が、/tʃ/の音となりますが、同じchのつづりでも、違う音になる単語もあるので注意しましょう!
(例)chemistry /kémistri/ 

無声なので、喉は響いていません。手を喉にあてて発音してみましょう。

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

  /tʃ/    choke, church, teacher, match, chunk, rich, lunch, search, ... https://youtu.be/PykxZ5kkrjs

有声(voiced)の破擦音(affricate)ー  /dʒ/  /dz/

有声(voiced)破擦音(affiricate)は、日本人には難しくない発音ですが、BBC Learning Englishの動画の先生は、「口の開け方に注意してください」と言っています。/tʃ/の音と発音の仕方が似ているので、/dʒ/の入った単語の発音と/tʃ/の入った単語の発音を動画の先生の後に続けてリピートして練習してみましょう!

/dz/の発音については、BBCの動画では説明がありませんでしたが、/d/の音で終わる名詞の複数形や動詞の三単現のsの発音になります。
(例)
card(名詞)の複数形 → cards
read(動詞)の三単現 → reads

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

  /dʒ/ joke, judge, pledger, junk, lunge, ridge, lodger, bridge, surge, ... https://youtu.be/0IeQmGdo7gQ
  /dz/ cards

鼻音(nasal)/m/  /n/  /ŋ/

鼻音(nasal)は、鼻にかかった音です。
日本語の「ま行、な行、ん」の音と同じと考えても大丈夫です。
発音するとき、鼻の上の方をさわってみてください。響いているのを感じます。
/m/は、口を閉じていること、 /n/は、口を開けていて舌が上歯茎の後ろにあることに注意しましょう。

動画の先生の口元をしっかり見て、鏡を見て練習しましょう!!

鼻音の後に母音が続く場合、音の連結(linking)が起こります。
前の単語の語尾の子音の音とつながって発音されるので、リスニング力アップのポイントです。
また、英語を話すときも、リンキングすることによって「英語らしい」発音になりますね。

(例)
Some apples → 「サマッポルズ」みたいに聞こえる
nine apples → 「ナイナッポルズ」みたいに聞こえる
sing a song → 「シンガソング」みたいに聞こえる
ring a bell → 「リンガベル」みたいに聞こえる

かっこよく、英語を話せるように、リンキングに注意して発音練習してみましょう!!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

 /m/   mom/mum, mime, more, hammer, sum, ram, ...  https://youtu.be/0Te4Us8Tsv8
 /n/    none, nine, nice, funny, son, ton, win, robin, sinner, sun, run, pin, ran, thin, wind,  https://youtu.be/qkgucMjv4T0
 /ŋ/ sung, ring, anger, thanks, rung, tongue, wing, robbing, singer, ping, rang, thing, winged,  https://youtu.be/rgWse3tloTw

渡り音(glide)/j/  /w/

渡り音(glide)は、半母音(semivowel)といわれることもあります。
「半分の母音?」といっても、よくわからないかもしれませんが、単語の始まり部分に注意してみましょう。

【発音記号 /j/ の音】
日本語のや行「や、ゆ、よ」を発音するとき、「イ」の口にしてから発音すると想像してください。
たとえば合唱コンクールの歌の練習で、や行が最初に出て来るとき、「イ」の口にしてから発声するように音楽の先生から教えてもらった記憶があります。発音記号は、/j/となります。「ジェイ」ではなくて「イ」に近い音の発音記号です。

【発音記号 /w/の音】
日本語の「わ」に似た音ですが、口元に注意!!です。
英語の/w/の発音をするときは、口をすぼめる感じで「う」の形にしてから開きます。
もうカタカナ英語からは卒業です!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/j/ yeast, year, yet, use, yellow, useful, beauty, few, cute, accuse,  https://youtu.be/_Fi9E6Yw-qg
/w/ woozy, woman, wet, one, when, beware, quick, queen, worse, while, west, wary,  https://youtu.be/HzhPB1hXG-o

流音(liquid)/r/  /l/

流音(liquid)は、日本語では、ら行の音のみとなるので、日本人にとって、聞き分けが難しい音です。
英語の/r/と/l/の音は、まったく異なる音で、そのため単語の意味も全然違ってきます。

たとえば、英語のlightとrightは、日本語では両方とも「ライト」ですよね。

よく「rの発音は巻き舌にする」と言われますが、lの発音もrの発音も、舌の位置に注意して練習しましょう。
舌が上歯茎の後ろにくっついている(→lの音)、くっついていない(→rの音)かが大きなポイントです。
動画を見ながら実際に発音の練習をするのがベストですね!

流音の発音も、動画の先生の口元の動きをよく見て、発音をリピートして、練習してみましょう!!

参考

発音記号/単語の例/BBC Learning English Youtube動画リンク

/r/ read, rate, right, wrong, sorry, arrange, royal, misread, pirate, pray, red, crash, crimes, rice, rock,  https://youtu.be/Lxuo14hjP_8
/l/ lead, late, light, valley, bell, level, led, clash, climb, lice, lock, leaf, feel, let, tell, loaf, foal, loot, tool, pal, pill, mile, milk, cold,  long, loyal, misled, pilot, play,  https://youtu.be/CwWLgmMk0Z0

以上、英語の発音と発音記号についてでした。

何度も言いますが、自分で実際に声に出して練習してみてくださいね。
MMPT!ミラー&ミラーイング発音トレーニングですよ!!

発音記号と発音をしっかり知ることで、英語人生が変わります!
「カッコよく英語を話してる自分」を想像して、自分の苦手な発音をマスターしましょう!

Good luck!!

参考

「英語の発音と発音記号」東京大学教養学部英語部会、東大TV
「Pronunciation Tips」BBC Learning English YouTube videos

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