新着情報 語彙力アップ

「語彙力アップ」のための5つのコツー5 Tips for Building Vocabulary

  1. HOME >
  2. 新着情報 >

「語彙力アップ」のための5つのコツー5 Tips for Building Vocabulary

こんにちは!Enjoy EIGO Timeへようこそ!
Jacaranda Mamaです。
英語を話せるようになりたいみなさん!Step by stepで一緒にがんばりましょう!

ベーシックな英会話なら、英語に慣れればできるようになるんじゃない?
と思ってしまいがちです。
でも、日常会話からはじめても、
「ココだけははずせない!」英語上達のためのポイントが、
語彙力(Vocabulary)と文法知識(Grammarです!

そして、もう一つゴール達成に向けて大切なことが、
やりつづける(Keep going!)ことです。

今回は、「語彙力アップのための5つのコツ」について、BBC Learning Englishのビデオを参考に見ていきましょう。

頭に残る!単語を覚える方法は?

今日のトピック、「語彙力アップ」は、
英語を話せるようになるための「ココだけははずせない!」ポイントの1つですね。

みなさんはどんな方法で単語を覚えていますか?

受験生のみなさんは、テスト対策として「でる単」的な本で、暗記シートを使って
頻出単語をひたすら覚える人が多いかなと思います。
単語を1つ1つ覚えていくと、確かにテストの穴埋め問題や長文問題の
正答率はアップしていくでしょう。

私も「でる単」を使って単語を覚えようとしました。
その時に、こんな疑問が…

  • 「いったい、この単語、どんな時に使われるんだろう…?」
  • 似たようなスペルだし、意味も似てるけど、その違いって何だろう…?」
  • 「読み方(発音)が、よくわからない…?」

そこで、「新しい単語を覚えて、使えるようになるためのいい方法って何だろう?」
自分がどんな風に単語を覚えたかをもう一度振り返ってみました。

すると、BBC  Learning English*のビデオで紹介されていた
「5 tips for building vocabulary」がピッタリだったので、
みなさんにも紹介したいと思います。

 

メモ

5 Tips for Building Vocabulary(語彙力アップのための5つのコツ)
BBC Learning English   https://youtu.be/ev_qO7Of4FQ

*BBC Learning Englishのサイトでは、世界中の人たちに向けて様々な英語学習教材を無料で提供しています。ウェブサイトの他に、アプリやYouTubeでも配信されていて、私たち日本人のように、英語を外国として学んでいる学習者であるEFL(English as foreign language)、移民のように英語を母国語ではなく第二言語として学んでいる学習者ESL(English as second language)に向けて、初心者から上級者まで、ホントの英語に触れることができる、とってもオススメの教材です。

5 tips for building vocabulary

Top tips 1:
Record all new words and phrases
( 全ての新しい単語やフレーズを記録する)

Top tips 2:
Find out the English equivalent to words in your language
(自分の言語の単語と同じ意味の英語を調べる)

Top tips 3:
Use a dictionary
(辞書を使う)

Top tips 4:
Practice with friends
(友達と練習する)

Top tips 5:
Use your new vocabulary in other situations
(他の場面でその新しい単語を使う)

出典:BBC Learning English

もちろん、「それって、当たり前じゃない?」と思われることもあるかもしれませんが、
「やっぱり、それが大事なんだぁ」と、再確認して、それを実践していただけるとうれしいです。

…というか、語彙力アップは、「ココだけは、はずせない!」英語力アップのポイントの1つです。
「英語を話せるようになる!」ゴール達成を目指していきましょう!!

5つのコツをどのように自分のライフスタイルの一部に取り入れることができるでしょうか?
自分に合ったやり方を、今日から始めていきましょう!
応援してますよー!

語彙力アップのコツ①ー新しい単語やフレーズを記録する
“Record all new words and phrases”

「新しい単語やフレーズ」といっても、そもそも英語に触れなければ、新しい出会いもないですよね。
特に日本で生活している環境では、意識して、積極的に「英語との出会いの場」をつくる必要があります。

「英語との出会いの場」とは、英語に触れる場所のことですが、
どんな場所がありますか?

  • 洋楽
  • 映画(日本語または英語字幕でみる)
  • 英語の記事(雑誌、新聞などーインターネット、教科書や長文問題も含む)
  • 洋書
  • SNS

など身近なところにたくさんありますよね。

他にも、輸入されたお菓子や飲み物のラベルにも英語が書いてあったりしますよね。
輸入食品だと、レシピなども英語で書いてあるので、
そういう身近な英語も意識して読んでみましょう

わからない単語は意味を調べて、メモしましょう!

メモは、お気に入りのノートに書き留めておくといいですね。
単語以外にも、よく使う表現とか、映画やミュージシャンの豆知識なども一緒に書いておくと、
ただ単に英語の単語の意味だけでなく、英語の文化もわかるようになるので、
英語を話すときの「ネタ」にもなりますよ🎶

もちろん、紙のノートでなくても、スマホやパソコンにメモしてもOKです。
自分が好きな「続けられる」方法でメモしましょう!

語彙力アップのコツ②ーよく使う日本語表現を英語にしてみる
“Find out the English equivalent to words in your language”

よく紹介される英語力アップの方法に、「英語で日記を書いてみよう」ってありますよね。

Jacarandaママも、高校生のとき、英語で日記を書いてみました。
もともと3日坊主の性格なので、毎日続けられませんでしたが、お気に入りの日記帳を見つけて、2〜3冊は書いたものをこの前発見しました。まあ、内容はまさにカワイイ高校生っぽいものでした(笑)。
楽しかったこと、悩んでいたこと、将来したいこと、時には、洋楽の歌詞などを、辞書を引きながら英語で書いたものでした。

何気ない日常生活での出来事や自分の気持ちを、英語で書こうとすると、結構わからないことが多いんですよね。
たとえば、ある3月の日曜日の日記を日本語で書いてみるとこうなります。

今日は、久しぶりのいい天気だったから、近所の公園にお散歩に行ったよ。
ポカポカしてて、気持ちよかった。
花粉がやばかったけど…。
もうすぐ桜の季節。お花見楽しみ!
明日からまた1週間、頑張ろうっと!

季節毎によく使う表現を考えてみると、3月末頃だと、

  • 花粉症hay fever
  • cherry blossom
  • お花見cherry-blossom viewing

などがよく出てきますね。
この中で、”blossom”という単語は、名詞で「(果樹の)花」、動詞で「咲く、開花する」という意味です。
「梅の花」の場合は、”plum blossom”になります。(”cherry flower”とは言わないんですね。意味は通じると思いますが。)

また、英語に直訳するのが難しい表現もありますね。

ポカポカ」は、いい感じに暖かいという意味ですよね。
英語だと”nice”をつけて”nice and warm”と表現できます。
英語は主語が必要なので、「『何が』ポカポカしてて」なのかを考えると、天候ですよね。
すると、天気(It)が主語となって、”It was nice and warm.”となります。
「ポカポカしている」のが、水(water)であれば、”The water is(was) nice and warm.”
もっと具体的に、温度(temperature)であれば、”The temperature is(was) nice and warm.”になります。
「〜だった」と言いたい時は、過去形”was”を使いますね。
1つの表現を覚えたら、いろいろなバリエーションで言えるようになりますね!

気持ち良かった」は、自分(I)が主語となって、”and I felt so good.”
天気(it)
を主語にすると”and it was comfortable”でも良いですね。
となるんですね。英語は主語が必要なので、日記を書く時には、「主語」が何であるのかを考える練習にもなりますね。

花粉がやばかった…」というのは、たしかに花粉がたくさん飛んでいたのは事実ですが、花粉って、はっきり目に見えるものではないですよね。
つまり、「自分の花粉症の症状がひどかった。」ということなんですよね。
そうすると、
”My hay fever got really bad.”
または、
“My hay fever was killing me.”
のように表現すると、くしゃみや目の痒みが出てきたということがよく伝わります。
直訳してしまうと、”The pollen was bad.”ですが、この表現だと、「花粉が悪かった。」ということで、
「散歩先で見た木から花粉が大量に出ていた。」というイメージになってしまいます。

頑張ろうっと!」は、自分(I)がするべき仕事を頑張るという意味なので、
“I’m going to work hard!”
または,引き続き頑張るという意味で
”I’m going to keep it up!”
などと表現できます。
日記は、カジュアルな言葉使いなので、”going to”gonnaと書いてもOKです。

日頃から「この日本語って英語で何て言うんだろう?」って調べておくと、ボキャブラリーアップに繋がりますね!

BBCの動画でも、英語学習者が次のように答えていましたね。

I choose a few useful words or phrases in my own language - the ones I use all the time and would like to say - and find out what the words or expressions are in English. Then, I try working them into my conversations. But I have found that literal translations don’t always work!

「私は、自分の言語でよく使う単語やフレーズをいくつか選んで、特に自分がいつも使ってて英語で言いたいものを選んで、英語で何ていうかを調べます。それから、自分が会話するときに使ってみます。だけど、文字通りの訳が必ずしもきちんと伝わるとは限らないことがわかりました!

出典:BBC Learning English

2つ目の語彙力アップのコツ「よく使う日本語表現を英語にしてみる(Find out the English equivalent to worded in your language)」
では、日本語の表現を英語にするときに「フレーズ」と「使う場面」を結びつけて調べることがポイントです。

もちろん、メモを忘れずに!!

語彙力アップのコツ③ー辞書を使う
“Use a dictionary”

わからない単語の意味を調べるためには辞書を使いましょう!

BBCの動画では、”an old fashioned paper one or on online one”と言っていましたが、
「昔ながらの紙の辞書」でもよいし、「オンラインの辞書」でもよいので、
辞書を使って単語を調べることには、たくさんのメリットがあります。

辞書を使うことのメリット

辞書を使うと、なぜ良いのでしょうか?
私の経験上、次のようなメリットがあります。

  • いろいろな意味を知ることができる
  • 品詞を知ることができる
  • 例文や、熟語などで使い方を知ることができる
  • 英英辞書の場合、わかりやすい英語で説明されているので、言い換えを学ぶことができる
  • 紙の辞書の場合、調べたい単語に関連する他の語句についてもサッと一読することができる

[/st-sq

たしかに、長文読解や試験勉強の場合は、辞書を引かずに話の流れからその単語の意味を推測(inference )することが大切です。
しかし、英語を勉強するとき、語彙力アップのためには、英語を読んだり、聞いたり、話したり、書いたりする時に、わからない英語、英語にできない日本語は、辞書で調べることが、英語力アップへの近道です!

「辞書引くのは、めんどくさい!」かもしれませんが、たとえ1単語でもいいので、辞書を使って意味を確認しましょう。

品詞を確認しよう!

新しい単語を辞書で調べるときは、「品詞」を必ず確認しましょう。
いろいろな品詞がありますが、次の品詞は絶対に覚えておいてくださいね。
これから、英語力アップの土台固めに、絶対に必要な基礎知識となります。

名詞(noun)
動詞(verb)
形容詞(adjective)
副詞(adverb)

名詞動詞形容詞副詞を理解することは、文をつくるため(文構造)に必要な土台となります。

他に、前置詞(preposition)は、 動詞+前置詞で熟語になったり、前置詞+名詞で場所、時、状況などを表すためによく使われる品詞です。

他にもいくつか品詞がありますが、この5つの品詞は、必ず覚えるようにしましょう!!

メモ

「おすすめのオンライン辞書」

・Weblio

・英辞郎

・ケンブリッジ英英辞書

・ロングマン英英辞書

語彙力アップのコツ④ー友達と一緒に練習しよう
“Practice with friends”
語彙力アップのコツ⑤ー他の場面で新しい語彙を使ってみる
“Use your new vocabulary in other situations”

新しく覚えた単語や、言い回しは友達と練習してみましょう!
…といっても、独学で英語を勉強していると、日本人の友達と英語で話すのは、ちょっぴり恥ずかしいですよね。

もちろん、英語を話す外国の人と話してみるのがパーフェクトなのですが…。
英語を話さない外国の人も多々いらっしゃいますし、
勇気を持って英語で話しかけたら日本語で答えがかえってきたみたいな「あるある」もありますよね…。

日本にいながら、覚えた英語を使ってみる(アウトプットする)場所っていうと、どんな場所があるでしょうか??

【無料】

・SNSのコメント欄に書き込む

・Siri、アレクサなどに話かける

・英語を話す友達をつくる

【有料】

・英会話教室に通う

無料の方法がたくさんありますね!
自分に合った方法で、いろいろと試してみて、ベストな方法を見つけましょう!!

新しく覚えたヴォキャブラリーは、実際の場面で使ってみましょう!

たしかに、日本に住んでいながら、英語を使う場面を考えると、とても限られてきますよね。
しかしインプット(聞く・読む)で考えると、洋楽、洋画、英語記事などなど、いろいろな場所で、自分の覚えたヴォキャブラリーが、必ずどこかのタイミングで出てくるはずです。

そんな時、あ、この前出てきたヴォキャブラリーだ!!って、思い出すことができれば、もう、こっちのものです!!
ちゃんと、覚えたってことですよね。
そうすれば、「アウトプット(話す・書く)の場面で、使う!!」ようにしましょう。

この繰り返しを続けていくことが、「英語を話せるようになる」ゴール達成のためにベストな方法です。
もちろん、3日坊主だとしても、あきらめないでね!
何回チャレンジしてもOKなんです!!

つまり、
単語をどんどん覚えて、会話をするために絶対必要な文法項目を覚えて、そして、とにかく使ってみることを続けることが、
「英語を話せる」ようになるための一番の近道なのです。

Never give up!! Keep learning!!
Good luck!!!

© 2024 Enjoy EIGO Time! Powered by AFFINGER5